令和6年10月2日
オリオンファーマ・ジャパン株式会社
オリオンファーマ・ジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:小川充則、以下「オリオンファーマ」)は、サンファーマ株式会社が本邦における製造販売承認を有し、販売しておりました経皮吸収エストラジオール製剤「ディビゲル®1mg」につきまして、令和6年10月31日付で承認を承継し、販売することとなりましたので、お知らせいたします。これに伴い、上記販売承認の承継日以降の情報提供を含むすべての活動は、オリオンファーマが行うよう必要な手続きを進めて参ります。
この承継は、オリオンファーマの親会社であるフィンランド本社オリオンコーポレーションと株式会社ポーラファルマ(注: 2020年1月にサンファーマ社が吸収合併)との間で2006年6月に交わされたSupply and Distribution Agreementを解消することとし、本年1月に日本法人であるオリオンファーマを立ち上げ、承継に伴う販売活動を開始すべく準備を進めております。
オリオン コーポレーション CEO リーサ・ハルメは、次のように述べています。「当社にとって日本は戦略的市場であり、グローバル全体の成長をけん引すると考えております。この度、日本法人の設立にともない、最初の製品を承継、販売できることを大変うれしく思っております。今後、日本の医療従事者および患者様に弊社製品を通じて貢献できるよう努力して参ります。」
承継を予定している医療用医薬品
製品名 | ディビゲル®1mg |
薬効分類名 | エストロゲン製剤 |
オリオンについて
フィンランドの製薬会社であるオリオン コーポレーションは、100年以上に渡り、人々の健康を支え続けてきました。ヒト用医薬品、動物用医薬品、原薬の開発、製造、販売を行っております。オリオンは、自社開発医薬品、ジェネリック医薬品、一般用医薬品の幅広いポートフォリオを有しています。医薬品研究開発の主要領域は、がんと疼痛です。がん、神経疾患、呼吸器疾患などの分野の様々な治療薬があります。オリオンの2023年度の純売上高は11億9,000万ユーロで、年末時点の従業員数は約3,600人。オリオン社のA株とB株はナスダック・ヘルシンキに上場されています。